ホソカワの受託加工を
試してみませんか?
ホソカワの受託加工
を試してみませんか?
スーパーエンジニアリングプラスチックといった優れた樹脂材料の開発が進むに連れて、軽量化やコスト低減を目的に、各産業で既存の金属部品を樹脂に代替していく動きが見られます。
近年、その流れは顕著であり、弊社にも加工のお声掛け頂くことが増えています。スーパーエンプラといった「原料が硬くて粉砕しにくい」といった特性を持つ原料も弊社では加工が可能となっています。
また、粉砕が難しい、低融点や低ガラス転移点の樹脂原料も、加工実績が多数ございます。
当社が主に使用しているホソカワミクロン製の粉体機器は、セラミックス製の粉砕部や分級部を採用することが出来ます。お客様がお求めになる加工や原材料の性質に応じて、そうしたパーツを使い分けています。
また、作業環境由来のクロスコンタミリスクを低減すべく、清浄加工棟を保有しております。特に、高いレベルが求められる電子材料などの生産において、ご利用頂いています。
地球温暖化により高温多湿になっている現在では、吸湿性のある原料は吸着・凝集性が強まるため加工がさらに困難になっていますが、当社は100年にものぼる経験と技術を活かして、そのような加工対応も可能にしています。
さらに当社の手法であればランニングコストも抑えられ、低コストの加工を実現しており、実績も多数ございます。
電池材料の加工をはじめ、昨今、粒子設計(複合化、球形化など)のニーズが高まっています。 導電助材(CB:カーボンブラック、AB:アセチレンブラック)などのナノ粒子やワックス、樹脂、セラミックスなどの微粒子を他の粒子に被覆させるような他社では難しい加工に関しても、多数の加工事例を有しています。
また、球形化といった、粒子の角を取り除く処理も可能となっており、かさ密度の増加(充填量の増加)など、最終製品の品質向上に貢献しています。
当初は数kgの加工だった案件が、その実績とスケールアップ機を保有していることをご評価いただき、年間数百トンの加工にスケールアップした事例もございます。
当社をお客様の「第二の工場・生産拠点」とお考えいただき、便利にご活用頂ければと考えています。
もちろん、研究開発用途のように10g~といった少量のご委託も承っております。
超微粉砕のご委託を頂くことが非常に多く、当社が保有するホソカワミクロン製のジェットミルは、高性能な分級機を搭載しており、平均粒子径がシングルμmの超微粒子にまで粉砕することができます。
セラミックスパーツを保有し、金属摩耗を抑えた加工ができるのはもちろん、低露点環境や低酸素環境、清浄環境での粉砕といった、さまざまなご要望を汲むことができます。
ご委託の生産結果から、内製化を望まれて、ホソカワミクロンより装置・システムをご購入頂くケースもあります。また、ホソカワミクロン製ジェットミルを既にお持ちのお客様の増産のお手伝いをさせて頂くこともあります。
代表加工機種
カウンタジェットミル® AFG | ACMパルベライザ® | ノビルタ® |
加工プロセス
粉砕 | 分級 | 混合 | 粒子設計 |
乾燥 | 造粒 | 篩い分け | 充填・小分け |
測定
粒子径(※1) | 粒子形状(※2) | 水分値 | 強熱減量 |
かさ密度 | 安息角・崩潰角 | 流動性 | 凝集度 |
噴流性 | 篩い上重量 | SEM,FE-SEM(EDS) | 比表面積 |
その他対応実績紹介(一例)
加工プロセス組合せ(※1) | 不活性ガスを使った粉砕 | 低温粉砕 | 粗粉砕(※2) |
水分値50%以上の原料の乾燥粉砕 | マグネットセパレータによる金属除去 | 粗粉・微粉カット | サイクロン捕集 |
粉砕1つとっても、求める粒子径によって、図のような分類があります。特に粉砕に関しては、業界でも最大級のラインナップを誇りますし、どの方式でも納入実績が豊富な技術力のある製品ばかりです。 一例ですが、比較的粗い粉砕を行うフェザミルであれば、フィノールレジンなどの樹脂原料、リンゴ酸などの添加物、超微粉砕を行うAFGであれば、金属酸化物、炭化物、窒化物などのセラミック原料やネオジム鉄などの高性能磁性材料といった多種多様な物質の加工の実績があります。お客様の求める粒子の大きさに応じて機種選定し、生産させていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。
加工立会いサービスは、製品の品質保証および加工ノウハウ(機密)保持の観点から原則としてお受けしておりませんが、ご依頼内容やご計画(加工継続性など)により 立会いを承る事もあります。
さらに、将来的に装置導入・内製化をご検討のお客様に関しては、装置の運転条件も開示しています。
研究開発や受託加工フェ-ズのお客様が、自社で内製化することを想定されている場合には、こういった「加工」には現れない部分が非常に喜ばれています。
一般に粉体の受託加工事業者は、様々な業界・業種のお客様より預かった多種多様な原料の加工を、同じ建屋内で行っています。 そのため、色物原料の加工に関しては、色物原料自体もそうですが、他のお客様の原料へのコンタミネーションを懸念し、お断りすることも実は多いです。
しかし当社では、環境由来のクロスコンタミネーション対策(例:加工場や機器の養生など)をしっかりと行っているため、色物加工の実績が多数ございます。加えて、さらに高品質な加工をお求めのお客様向けに、加工場を完全に切り分け、除塵機能を備えた清浄加工室もご用意しております。
また、装置メーカーとして自社製品を熟知していますので、加工前には細かい部品まで丁寧に分解洗浄しています。基本的なことではありますが、装置由来のクロスコンタミネーションのリスク低減にも細心の注意を払っています。
原料を大量生産する必要があるお客様で、加工場や加工人員などを欠いているために、装置を購入・当社工場に設置いただき、長期で加工を委託されるお客様もいらっしゃいます。
当社の加工技術や製造能力をご評価いただけた際には、お客様のニーズに沿った受託契約の締結も柔軟に対応する方針ですのでぜひご相談ください。
その他、お客様に意外だと思われる点として、ホソカワミクロン製品を使った加工だけでなく、他社製の装置を使って加工することもあります。
お客様からの更なるご依頼に応えるべく、加工拠点をこの度増設!
生産能力を増強していますので、お客様のご要望にスピード感をもって対応させていただきます!
はい、可能になっております。数十gのご依頼も過去にございましたが、対応させていただきました。原料が高価な場合や研究開発途上の場合など、お客様のご事情で原料が少量しかないというご相談も数多くございますのでご安心ください。
事前に安全性の確認のため、お預かりする原料のSDSを提出していただくことになっています。SDSを確認させて頂き、受託の可否を判断させていただいております。
ホソカワミクロン(株)のテストは、機器ご導入が前提となっているお客様(機器の性能を確かめたい、実際に求める加工ができるか見たいといったニーズをお持ちのお客様)に対して、ホソカワミクロン(株)保有のテスト機でトライアルを行い、機種選定頂くためのものになっています。一方、受託加工のサービスは、お客様の原料を当社がお預かりし、お求めの加工を施した上でお返しするサービスとなっています。もちろん、既にホソカワミクロン㈱の製品をご購入頂いたお客様からのご委託も数多くございます。
様々な業界のお客様の対応をしている関係上、当社ではそうした加工の届出・免許取得をしていません。なお、食品の加工に関しては、協力会社と提携し対応させて頂いております。
はい、対応させていただきます。測定可能なものは上記に記載しています。ただし、当社で加工頂くことが前提となっております。測定のみのご依頼の場合は、ホソカワミクロン(株)の受託測定のサービスで対応させていただきます。
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約100年におよぶ粉体技術一筋の経験やノウハウに裏付けられた製品で、お客様のご依頼にお応えいたします。
ホソカワミクロングループでは、ヨーロッパやアメリカでも粉体の受託加工を請け負っています。