乾式粒子複合化装置
ノビルタ®のご紹介

乾式粒子複合化装置
ノビルタ®のご紹介

こんなお悩みありませんか??

  • 異種粒子を一つの粒子に複合したい...

    ・溶媒を使わず、乾式処理で粉体を複合化したい...

    ・ナノ粒子で複合化処理を行いたい...

    ・弱熱性のある原料に粉をコーティングしたい...

  • 粒子を精密に混合・分散したい...
  • 粒子の形状を球形化させたい...
それ、ノビルタ®で解決できるかもしれません...!

ノビルタ®とは

マクロ混合から精密微細混合まで、広範囲な分散を短時間に行うだけでなく、複合化、表面改質、球形化などの粒子設計・粒子加工を可能にした高性能粉体処理装置です。

従来の混合機や機械的複合化装置の多くは、

・対流・せん断・拡散のいずれかに偏った機能しか持たないため、
予備混合と複合化を別の装置で処理しなければならない

・粒子を分散させるのに必要な機能がないために、
凝集塊が処理中に残存し、目的とする粒子性状が得られない

といった問題を抱えていました。

当社では、粒子複合化装置メカノフュージョンによって、そういった問題を解決してまいりました。

メカノフュージョンを、より高エネルギーを付与できかつ弱熱性原料にも対応させた装置が、ノビルタ®です。
100μm以下の粒子を乾式で効率的に処理できる世界最高性能を有する装置となっています。

こんな分野で活躍しています

ノビルタ®の魅力

魅力1

乾式処理で、微粒子の複合化ができます

『環境問題への対応の必要性から、有機溶剤を用いた粒子コーティング処理(コアシェル粒子の作成)などを乾式処理にしたい』
というニーズに対してもノビルタ®であれば、実現可能です。
また、プロセスが簡便であることから、応用分野・適用可能材料が広いのも特徴です。

魅力2

ナノレベルの粒子設計、粒子加工が可能

ロータ形状と配列が、ナノ粒子を均一に複合するためのノウハウになっています。
水平円筒状の混合容器内で、当該ロータが高速(周速20m毎秒以上)で
回転することで、衝撃・圧縮・せん断の力が個々の粒子に均一に作用するようになっております。

魅力3

取り扱いが難しい性状の原料にも対応可能

弱熱性、摩耗性、高付着性など、取り扱いが難しい原料に対しても処理が可能になっています。
特に本体ケーシリングは、水冷ジャケット構造になっており、弱熱性原料に対しても高いエネルギーを加えても品温の上昇を抑制できるため、機内融着や品質劣化が少なくできます。
また、ケーシングだけでなくシャフトも冷却する高冷却型(写真)も準備している他、摩耗性の強い原料に対しては、超硬製、セラミック製のオプションもあります。

魅力4

装置1台で求める処理が可能

精密分散、複合化、表面改質、球形化などの処理が、本機1台で可能になっています。
圧縮・せん断・衝撃の3つの力をバランスよく粒子に作用させることで、
ナノ粒子を効率的に複合化できるように設計されています。

魅力5

処理にかかる時間が短い

原料次第ではありますが、ノビルタ®は、処理に要する時間が短いのが特徴です。
したがって、生産機ではランニングコストコストの低減が図れます。
またラボ機(写真)におけるテストの場面では、
少量の原料サンプルをご用意いただければ、容易にテストを実施することができます。

テストのご用命、お待ちしております!

魅力5でお伝えした通り、バッチ運転時間に関しては、弊社の他の粉体処理装置に比べると短くなっています。 テストをお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。

なお、大型機の処理事例に関しては本ページのフォームより無料で進呈しております。ぜひご覧ください!

よくあるご質問

はい、可能になっております。
ただし、毒性の強い原料の場合はテストをお断りすることがございます。
少量サンプルの処理が可能な小型実験機(NOB-MINI)から、大容量の生産機(NOB-700)まで計5型式を揃えています。
詳しくは、本ページより資料ダウンロード頂けますと大型機の処理事例も紹介しています。

粒子径が100μm以上の大きな粉は処理が難しいです。
また、弾性のある粉や、扁平な粉についても処理が難しくなってきます。

大きな違いは一バッチあたりの処理量になります。他の違いに関しては下記問い合わせ窓口よりご質問ください。

大型機における生産の場合難しいケースがありますが、基本的には処理が可能です。
実際に硬い粉同士を複合化できた事例もあります。

> 参考URL:SiCにナノダイヤモンドを複合化

子粒子の粒子径が、母粒子の粒子径の1/10以下の時、以下の式が成り立ちます。

上の式は、母粒子・子粒子が共に球形で、子粒子が母粒子の表面に六方最密充填した時に成り立ちます。
そのため、子粒子や母粒子が塑性変形する場合はこの式は適用できません。

開発・販売元「ホソカワミクロン」

1916年の創業以来、約100年におよぶ粉体技術一筋の経験やノウハウに裏付けられた製品やシステム、エンジニアリングを提供している粉体技術のグローバル リーディングカンパニーです。

ヨーロッパやアメリカにグループ企業を持ち、アジア各国では販売会社を展開しています。