こんな分野で粉砕のニーズはありませんか?
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食品
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医薬品
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化学薬品
ファインインパクトミル UPZ がお勧め!
UPZの特長
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求める粉砕加工を実現!
お客様の求める粒子径や原料に適した加工を実現すべく、多数のオプションパーツを揃えております。
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ピン、スイングハンマ、ディスクハンマ、プレートハンマの4種類の粉砕ロータ、全周スクリーン、スクリーン付きショートライナ、ロングライナの3種類のライナーを組み合わせることにより、幅広い用途で活躍している粉砕機です。
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医薬対応
分解清掃性に配慮した構造になっており、GMPに対応した粉砕機になっています。医薬業界のお客様仕様として、表面処理、モノブロック、CIP/SIP、アイソレータへの内蔵など様々なオプションもご用意しております。GMP対応までは必要とされないお客様向けに、GMP仕様ではないモデルもあります。
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ラボ機~生産機まで取り揃えアリ
研究開発~量産まで、お客様の生産計画に合わせた装置のご提供が可能です。
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求める粒度や原料性状、付帯設備の有無によるところも大きいですが、目安として処理能力が1kg/hのラボ機モデルから、50kg/hの量産モデルまで幅広くラインアップいたしております。
粉砕ロータの選定パラメータ
様々なパーツがありますが、大きく分けると2つ
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ハンマーミル
ハンマ部分と外周パーツ(ライナ・スクリーン)を組み合わせて、凝集塊の解砕から微粉砕まで、幅広い粉砕処理が可能となっています。
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ピンミル
ハンマーミルでは実現が難しい微粉砕加工が可能です。外周パーツとして、スクリーンが不要であるため、目詰まりの心配もありません。
求める粒子径によって選定
ハンマーミルを選定!
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必要な加工を行うための多様な「パーツ」
使用シーンに応じて写真で示しているハンマや外周パーツ(スクリーン・ライナ)は、解砕・粗粉砕に適したものもあれば、細かく粉砕するのに適したもの、発生風量が大きく冷却効果を高めたものなど、数種類ラインアップがあります。原料の性質やお客様の求める粒径に従い、最適なものを選定していきます。
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外周パーツについて
小さな孔が空いた篩のような外周パーツを、「スクリーン」と呼んでいます。原料は高速回転するハンマの衝撃力で叩かれて、スクリーンの孔径より小さな粒子になるまで粉砕されます。
また、スクリーンではなく斜めに溝が掘っている外周パーツを「ライナ」と呼んでいます。粉砕部に粉を戻すように取り付けるか、排出を促すように取り付けるかを考えて用途に合わせて装着します。
このように、狙う粒子径に応じて様々なパーツをご用意しています。 -
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こんな場合はピンミルの選定も視野に入れる
目詰まりやスクリーンの破損もしくは供給過多による過負荷の問題が発生することがあります。その場合は目標の粒子径が粗い場合でもピンミルを選択することでトラブルを回避することがあります。
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ピンミルを選定!
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ピンディスクの構造
固定されたピンの間を、駆動側(回転側)のピンが通過するように設計しています。
ピンミルは外周パーツを装着することのない、スクリーン不要の粉砕機であるため、原料は粉砕後瞬時に排出されます。
一方、スクリーンを使ったミルの場合は、目標粒子径より大きな材料はそこで滞留し、気流が流れにくくなって放熱が難しくなることがあり、熱による変性を受けることがあります。
以上の理由でピンミルは、スクリーンミルに比べて弱熱性原料にも適した粉砕が可能になっています。 -
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10μmレベルで細かくできる!
ピンディスクの中央から原料が投入され、外周方向に向かって粉砕ゾーンに導かれます。原料は空気の流れと回転するピンによる衝撃力で分散され、多数のピンとの衝突を繰り返すことによって微粉砕されます。この粉砕メカニズムによって非常に細かく原料を粉砕できることがピンミルの最大の特徴となっています。左の解説動画を作成しましたのでぜひご覧ください。
なお、上述の通りスクリーンを必要としない為、スクリーンの孔径ではなく、粉砕ロータ(ピンディスク)の回転数で粒径をコントロールします。 -
当社の他の粉砕機との比較
ACMパルベライザとの比較
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処理能力(単位時間あたりの生産量)や求める粒子径・原料性状、GMP仕様の有無によって採用する粉砕機はまちまちです。ACMは分級機構内蔵の粉砕機であることから、より手軽に粒子径をコントロールでき、かつ処理能力が高い粉砕機でありますが、付帯設備(バグフィルター(集塵機)やブロア(送風機)など)が必要です。一方、小型のUPZは付帯設備が不要であるため、取り回しがし易く、省スペースというメリットがあり、世界中の医薬・食品業界のお客様にご採用いただいています。
ACMの詳細はこちら
フェザミルFM、ファーマミルFM-Pとの比較
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処理能力(単位時間あたりの生産量)や求める粒子径・原料性状、GMP仕様の有無によって採用する粉砕機はまちまちでありますが、取り回しがし易く、省スペースでの生産が可能という点はUPZとFMは類似しています。
しかし、FMは粗・中粉砕機に分類されるように、10μmレベルの微粉砕はできませんが、UPZ(ピンミル)であれば、そういった微粉砕が可能になっています。また、FMはそもそも「スクリーン」を用いる粉砕であるため、上述したスクリーン特有の問題点を考慮する必要があります。
FMの詳細はこちら
GMP対応について
GMP対応のポイント
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分解のし易さ
これは、100UPZ型を分解している写真です。 別のパーツを入れ替えることがあっても、手で簡単にできるよう設計されています。 こういった分解・メンテナンスのし易さも、GMP対応を満たす重要な項目となっています。
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軸受け部分のコンタミ対策
粉砕機内部から軸受け部分へ粉が侵入しないようにベアリングの間にオイルシールを入れています。しかし、このオイルシールはシャフトと擦れ合っていますので、何も対策をしなければ削れカスが粉砕機内部に侵入する可能性があります。 また逆に粉砕内部から原料粉末がオイルシール側に流れ出てくることも防ぐ必要があります。 これを同時に対応する為に、軸周りに圧縮空気を循環させる対策を行っています。 こうして、軸部へ原料が入ることによるトラブルを防ぐと同時に、機内へのコンタミネーションを防止しています。
ピンディスクへのこだわり
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モノブロック構造
一般的なピンディスクの場合、ディスクとピンが別部品で、ディスクにピンをはめ込む構造となっていますが、ピンとディスクの穴の間の清掃性が問題になります。
また、洗浄を重視してピンを外した場合、この膨大な数のピンをはめ込むのにかなりの手間が掛かります。
この医薬用ファインインパクトミルのピンディスクは1枚板から削り出すことにより洗浄性や異物混入のリスクを低減させています。
仕様一覧
型式 | スケールアップ ファクタ |
風量 | ピンミル 動力 |
プレートハンマ 動力 |
ディスクハンマ 動力 |
スイングハンマ 動力 |
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160 | 0.25 | - | 5.5kW | 5.5kW | 5.5kW | 5.5kW |
250 | 0.5 | 15㎥/min | 11kW | 11kW | 7.5kW | 7.5kW |
315 | 1 | 27㎥/min | 22kW | 18.5kW | 11kW | 11kW |
ご導入お考えの方は、お気軽にお問い合わせください!
製品ご発注までの流れ
お問い合わせ
加工対象(原料)、内容、納期、その他お気軽に下記フォームよりご相談ください。
概算見積のご提出
お客様とのヒアリング結果より、概算の見積を提出いたします。秘密保持契約の締結も可能です。なお、ヒアリングの内容次第で、お客様の求める加工を実現すべく、他装置をご提案することもございます。
テストのご提案
概算見積に関しまして、金額にご検討の余地がありましたら、弊社のテスト機にてテストの実施をいたします。加工品における各種数値(粒子径など)も詳細に測定いたします。ただし、既にご導入のお客様におけるリプレイスや拡張投資の場合は、テストを行わないこともあります。
テストの実施
お客様の原料を用いて、実際に加工テストをいたします。弊社の装置を知り尽くした経験豊富なスタッフが実施いたします。是非、お立ち会い頂き、加工の様子をご覧いただくことをお勧めしております。
詳細見積
テストにて、求める加工ができることが確かめられ、かつ付帯設備を含む詳細な仕様が固まりましたら、詳細見積を作成いたします。納期に関してもお伝えいたします。
ご発注
工事請負契約書の締結いたします。弊社工場で装置完成後、お客様の工場に据付工事を実施いたします。
よくあるご質問
装置の仕様や付帯設備の数、外部環境(各種部材仕入の状況)にもよりますので、一概にはお伝えできません。また、お客様のご要望を満たす装置の仕様を決定するにあたり、テストをお願いすることがございます。
装置のスケールや付帯設備の数、外部環境(各種部材仕入の状況)にもよりますので、弊社営業にお問い合わせください。
問い合わせをする
既設のメンテナンスやパーツ購入も承っております。ご依頼の際は、次のフォームへお問い合わせください。
メンテナンスのご依頼はこちら
はい、可能です。基本的にはお客様最寄りのテストセンターでテストを実施しております。稀にテスト機の都合で最寄りではないテストセンターでのテストをご提案をさせて頂くこともございます。
当社のユーティリティやスタッフを使用のため、基本的には有償での対応となります。
テストに必要な原料の量は、装置のスケールやお客様の求める加工によります。案件にお客様のご都合で多くをご準備頂けないケースもあることは理解しておりますので、ご状況を弊社営業にお聞かせください。
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UPZの粉砕事例を紹介しています!
ホソカワミクロンのご紹介
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豊富なラインナップとエンジニアリング
世界最大の粉体関連機器のラインナップとお客様のニーズに応えるエンジニアリングを提供しています。
さまざまな産業分野で用いられる粉状の原料や製品について、砕く、大きさ別に分ける、混ぜる、乾かすなどの加工を行う粉体処理装置、環境保全や製品捕集に用いる集じん装置、医薬品の開発・製造時に作業者を保護するケミカルハザード防止装置といった、さまざまな機器の開発・製造・販売・メンテナンスおよびシステムエンジニアリングを行っています。 -
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「微細化」技術で、社会へ貢献
より高い効率の追求や、より微細な粒子の産業利用を実現するための開発などに取り組んでいます。
また、装置単体から各装置を組み合わせたシステムまで、テストが実施可能です。
ホソカワミクロンの多種多様な機械から、最適な機種を選定し、お客様に満足いただける設備構築に向けたサポートをいたします。 -